沖縄空手無想会(東広島)

新垣清最高師範によって再興された沖縄武道空手を広島で追及していく様子です。

中四国稽古会のお知らせ

年が明けてからの話になりますが、中四国稽古会の日程が決まりましたのでお知らせ致します。

平成最後の中四国稽古会!(になるかもしれない)

平成31年1月26日(土)

PM5:00〜PM9:30

場所:東広島市西条町寺家2918

          新宮神社 神楽殿

その後、新年会も行います。

どちらがメインになるか分かりませんが( ´Д`)y━・~~

 

また、無想会関東稽古会では稽古会での方針が話し合われたようです。

我々も稽古する上で参考にしなければならないことばかりでした。

テキトーにフワフワしながらやっている私にとっては頭の下がる思いです。

関東組の実力が一気に上がっていきそうな雰囲気を感じます!

 

一部抜粋ですが以下に掲載しておきます。

⚫️2019年の関東稽古会に関する打ち合わせ(覚書)

 


◆無想会の同好会が目指すこと

ー無想会会員全員(同志の集いの方、同好会の稽古参加者含む)が成長できる環境の提供。老若男女、もとから身体や精神が強い人も弱い人もそれぞれの状況・立場で上を目指していける組織と体制の構築。

 

ー無想会会員の全員が身につけること

 

 A. 沖縄空手が使える・で戦える(身体操作の面から正確にできる)

 B. 身体操作を解剖学的に説明できる・教えられる

 C. 沖縄空手の歴史・文化をアカデミックに伝えられる

 

強い人、恵まれた身体を持つフィジカルエリートが更に強くなる。だけではなく身体が弱い人、空手をやって大丈夫か?

といったレベルの人も精神論ではなくて武術で戦える人間になれること。老若男女、身体が強い人も弱い人も武術で戦える人間になれる。全員が強くなれる。それが実現できて、はじめて無想会が組織として評価される。

 

特定個人が個人的に強くなる、だけはなく。「全員がすごくなってはじめて、新垣師範(と無想会)が凄いと言える」無想会の同好会が目指すべき方向性を確認しました。

 


また会員には、空手の歴史・文化を学ぶ必要性があることも話し合われました。

空手の歴史・文化を会の誰もが伝えられるだけの教養を皆が身につけることができれば、それがひいては組織の力になります。

 

◆Br.四段との定期的な稽古会

千葉は市川にて、Br.四段とS隊長二段を中心に定期的な稽古会が開催されることが決まりました。Br.四段のご都合のあうタイミングで、メインとなる市川の稽古会にてご指導いただく予定です。

~中略~

2019年1月末頃に来日されるBr.四段の存在は、日本の会員にとって大きな励みとなるだけでなく、無想会全体のレベルアップに不可欠である

~後略~

 

以上、文責は筆者にありますが、間違い勘違いがあっても一切責任を取りません。

知らんけど。(予定に間違いはないです…)

 

突きのスピードが...

本日は私の道場の唯一の中学生が風邪でお休みだったため、一人無想会稽古会を開催していました。

最初は棒の稽古をしていたのですが、その内、突きの考察へと変わっていました。

いつものように、思考実験です。世間一般ではイメージトレーニングに当たるのでしょうか。

どうすれば、効率よく突きを打てるか?

結局、広背筋だなと思い、広背筋を急激に収縮させると物理的に腕にどのような働きを及ぼすのか考えていきます。

背中を思いっきり収縮させるだけで突きを完結させるイメージ出来たので、実際に打ってみます。

すると、突きのスピードが変わったのです。

自分の突きが見えない?(あくまで主観です)

しかも、今まで一生懸命していた腕を正中線にぶつけるなどという事も必要無くなっていました。勝手に腕が正中線にぶつかってくれます。

すべては背中での正中線、天地戦への激突の操作で事足るのです。

ああっ、今まで稽古は何だったのか、自分はなんて無駄な練習をしていたのか!こんな単純なことだったのか!

今まで私は、腕をこうしてとか、肘をここに持ってきてとかいろいろ考えながら突きの考察をしていたのですが、それはすべて現象に過ぎなかったのです。そんなことは背中でしっかり突きを打てば腕は自ずと最速最短の軌道を通ってくれます。腕は背中の添え物でしかないのです。要は根本なのです。

あまりの自分の変化に何か記録を残しておかなければと思い、すぐさま当ブログに記録として短く記載したのが前ブログの「結局は...」なのです。

あとは手の内の操作がまだ未完成なので、これを更に詰めていくとスピードに加え重さ、そして弾ける突きが完成するのではないでしょうか。

あっ、しかしあんまり速くなったと喧伝してしまうと、いざ人に突きを見せた時、鼻で笑われるかもしれないので、当社比ということで、このブログを読んで下さっている方は適当に読み流して下さい。

遅いよ、私の突きはすごく遅いよ、ハエがとまってたよ。

 

以上、文責は筆者にありますが、間違い勘違いがあっても一切責任を取りません。

知らんけど。

引き手について

引き手を考える時、拳を見て、出して戻ってくると考えていては理解できません。拳は全て現象でしかありません。

考えなければいけないのは元の元です。

具体的に言うと、広背筋、体幹です。

拳は出ようが引こうが、前に行こうが後ろに戻ろうが、広背筋、体幹は常に落ち続けています。

ですから、拳は引きでも加速します。拳が目的物に当たったとしても、それは終了ではなく、まだ途中なのです。

何故なら、元の元が未だ落下し続けているのですから。

拳ばかり見ていてはいけません。

 

以上、文責は筆者にありますが、間違い勘違いがあっても一切責任を取りません。

知らんけど。

 

10.21(日)福山稽古会

10/21(日)は広島県福山市での稽古会でした。

場所はボクシングジムワイズボディです。ここの会長Kノさんは無想会セミナー受講の初期メンバーでもあります。

今回は、PM5:30からということで、東広島から高速道路に乗って軽快に車を飛ばして福山市に向かっていたのですが、途中事故渋滞!途中で高速から降りて迂回路を取るも、みな同じ行動を取るので、迂回路も大渋滞です。

結局、15分程遅れて会場に到着、開始が6:00からになってしまいました。

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今回の参加者はKノさんを含めて7名、中四国稽古会と違って、Kノさん以外は全員が初心者です。しかし、皆さんそれぞれに何らかの格闘技、武道の経験者ばかりで、中には元女子プロボクサーの肩書きを持つ強者までいらっしゃいました。

さてさて、何から始めたらよいのか、と考えつつ取り敢えず準備運動をして、その後、肘の抜きを行います。

みなさん、何をしているのか理解出来ないまま進めるものなので、「いったい今から何を教えてくれるんだい?」という値踏み感満載の目で見つめられてしまい、私もかなり緊張してしまいました。

その後、本格的に技に入っていきます。

兎に角、無想会の肝である重力落下で技を出すというのを認識として捉えてもらわなければなりません。

簡単に記すと、ナイファンチ立ちで姿勢を整える所から始め、そこから如何にして重力落下を技に変換するか、実感してもらうように、段階を踏んでいきます。

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この時点でもまだ何をやっているかは、理解されていません。

そこで、この立ち方がそのまま重力落下に繋がるのだと感じてもらうため、ナイファンチ立ちの姿勢以外の予備知識がない状態で、2人1組でパッド打ちを行なってもらいます。腕はただ伸ばすだけ。

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先ずは何もせずに立った状態から、自分なりに体重をかけて突いてもらいます。その後、私が姿勢を直し、姿勢が整った所で軽く突きを打ってもらいます。

すると皆さん、力のかかり具合が一気に変わってくるので、少し目の色が変わってきます。

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そして、身体が動かないことが技に繋がるということを体感してもらうために、2人1組で脚上げをしてもらいました。

これには皆さん苦心しておられましたが、軽く補助をすると、スッと相手に自分の体重が掛かることが理解出来たようでした。

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そして、いよいよ、広背筋を使った突き方です。広背筋での腕の出し方をつかんでもらい、再びパッド打ち。みなさん、この打ち方を学んだ後は、中でも数人は綺麗な形で突きを打っていましたので、突きの質が変わり驚いてらっしゃいました。

そして、この日は2時間と予告していたので、8:00に空手式に礼をして終了です。

…が、この後、立ち話を少しだけのつもりだったのですが、話がどんどん広がり、空手の技の出し方から、型の解釈、詳しい理論についての質問など、私の答えられる範囲で答えていると、あら不思議、10:00になっているではないですか!

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終わってからも延長戦があり、結局どこまでが稽古会だったのか分からないくらいでしたので、皆さんにある程度、興味をもって頂けたのではないかと、思っております。

しかし、やはり2時間では、無想会の空手は短すぎますね。

後で、空手未経験者の方に聞いた話では、「空手といわれて、知り合いの伝統派空手しか見たことなかったので、似たようなことか、それの延長線上のことをやるのかなと思っていたら、いきなりナイファンチ立ちさせられて、何だこれは?!と戸惑ってしまった。」

と感想を持たれたようで、最初の方は何をやっているか全くイメージ出来なかったようです。

それでも最後には、またやりましょう、との声もいただき、ある程度は手応えはあったようです。

兎にも角にも無事成功裏に終わって良かったです。

今回の稽古会では会長のKノさんに、会場をお貸しいだたいた上、色々とお世話に奔走していただきました。誠にありがとうございました。

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参加された皆さん。硬い

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少しほぐれた写真。

以上、文責は筆者にありますが、間違い勘違いがあっても一切責任を取りません(稽古会含む)。

知らんけど。

 

 

明日(10/21)福山稽古会

暫く更新できてませんでした。

もう、明日ですが、

福山稽古会のお知らせです

○10/21(日)沖縄武道空手稽古会

 スタミナや空手経験の有無、流派に関係なく高校生以上の男女参加可能です。

参加費 :¥1,000(会場費、光熱費等)

服装  :運動できる服装か道衣(道衣の場合白帯を持参ください)

時間  :17:30~(休憩を挟みながら2時間弱)

定員  :15名

場所  :ワイズボディ 〒720-2124 広島県福山市神辺町川南1430-8

申込は084-916-1378(ワイズボディ)まで。

もし、お近くにお住まいで古流空手に興味のある方は、お越し下さい。