沖縄空手無想会(東広島)

新垣清最高師範によって再興された沖縄武道空手を広島で追及していく様子です。

手の内の考察その2

空手の突きは、拳を相手に当てると考えるのではなく、身体内で作ったエネルギーを相手に伝えるものであると考え、最後に手の内でエネルギーを圧縮すると考えるとスッキリする。

 

以上、文責は筆者にありますが、間違い勘違いがあっても一切責任を取りません。

手の内の考察

手の内が甘いというのが自分の中での課題であったが、結局、貫手からの絞りが甘いという結論に行き着いた。

突きのゆっくり稽古での動作でとことん身体を雑巾絞りの様に、一滴の水も出なくなるほど絞りきるよう稽古を行い、修正してみようと思う。

以上、文責は筆者にありますが、間違い勘違いがあっても一切責任を取りません。

無想会の「型・形」はカッコいい

今、私の道場の「成趣館」では3月に硬式空手の試合に少年部から2名出場する為、試合用の稽古を行なっています。

そこで中学生女子の部に出場するMカゲに、相手の出鼻を挫くため左の順突きの練習をさせているのですが、無駄の無い突きを打てるようにピンアンやナイファンチを絡めて教えています。

そこで、この4月から高校生になることもあって、そろそろ本格的に身体操作を教えていこうと計画しているので、ピンアン初段はこう変わるかもしれんから、とパッサイの初動と同じようにやってみせました。

すると、

「カッコいいっ!!」

とMカゲは思わず発したのでした。

Mカゲは小学3年生から私の所で空手を始めたので他の所の空手は知りません。

そんな子が一切のフィルターなしで見た無想会の、いや、空手の源流である松村宗棍の型・形を「カッコいい」と評したのです。

極限まで無駄を削ぎ落とし、実用のみに落とし込んだ動きは、観るものを引き込む圧倒的な美しさがあるのではないでしょうか。

まあ、「カッコいい」の3分の2は私のカッコ良さからくるものと思い込んでいますが。

そういえば、ローハイやってみせた時も、他の小学生がカッコいいと言っていたなあ。

やはり私がカッコ良いのだと思います。

以上、文責は筆者にありますが、間違い勘違いがあっても一切責任を取りません。

平成31年1/26(土)中四国稽古会

かなり時間が経ってしまいましたが、1/26(土)に中四国稽古会が行われました。

実は私、後日風邪を引いてしまいまして、1週間はブログを書く気力を失っており、遅れてしまいました。

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この日の参加者は、島根からKノ夫妻、Iハラ氏、大阪からY田氏、私の道場生のHガクさんと私の6名で行われました。

先ずは立ち方の修正から。
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手の内のトルク。皆なかなかトルクをかけきれず、どうしても縦拳になってしまうので、修正。
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毎回の事ながら、今回も、Y田さんの研究進度には驚かされました。

私も、今回はかなり身体操作を理解が進み、Y田さんに負けないところまで来ていると思っていたのですが、さすが、その上まで進化していました。

まだまだ、直すところが沢山あるようです。

しかし、Y田さんのみならず、皆さんの進化には驚かされます。前回お会いした10月より遙かに上手くなっていました。

いつもの事ながら、いつ終わるともしれない稽古会でしたが、メインの新年会の店の予約時間が来てしまったという事を理由に終了。

結局、店の方にも20分程遅れてしまったのですが、終わりは閉店間際の午前3時前!一度は午前2時前に「では、そろそろお開きに・・・」となったのですが、そこからまた話が盛り上がり、結局閉店時間までになってしまいました。これ、閉店時間がなかったら、まだまだ長引きそうでした・・・。

稽古会から、かなり時間が経ってしまったので、簡単に報告です。

全ては重力落下

私の若い頃の無想会は・・・・とはいっても始めたのが7年前の話ですが。

無想会に入門してから5年間は全くと言っていいくらい、内容が理解出来ていませんでした。

まあ、年に2回の二日間の集中講習のみで、練習していかなければいけないわけですから、理解出来なくても仕方がないと自分に甘くしております。特に、最初の2年間は日程の都合上、年に一回のみですから、まー、わけわからん。

講習会に行く度に師範に大量のダメ出しを受ける訳で、その度に私は心の中で

「えー!師範の言う通りにやってますやん!」

と思いながらも、一生懸命理解に努めようと頑張っていたものです。そして、繰り返されるダメ出し。

何が何だかんだ分からないまま講習会が終わり、帰って落ち込むという繰り返しでした。

とにかく、師範の言われてることをそのまま練習しているつもりですが、何が違うのか、また何が間違っているのか分からないものですから、師範にダメ出しを受けるのが苦痛になってしまうのです。

それでも、「注意を受けるのは自分にまだ伸び代があるから、これは有難いことだ!(号泣)」と無理矢理自分を納得させながら続けていく日々でした。

(でも、「猿でも出来る?絶対嘘やん!」とも思っていました)

しかし、無想会6年目を迎えたある日、フッと自分の身体を落下させる感覚を得ることが出来たことがありました。

それからは、無想会の身体操作の理解が積み重なるように進み、今では師範の言わんとすることが、かなり理解出来るようになったと勝手に自負しております。

その時から結局、師範の教えておられることは「馬鹿の一つ覚え(師範談)」で、全て重力落下を効率的に利用する方法以外何も変わったことは仰っていないのです。

無想会では、広背筋、腸腰筋、腰方形筋etc、ガマク、チンクチ、ムチミetc、その他、無速の突きだの、トルクを掛けるだの、手の内だの、小指で上腕三頭筋を固めるだの、いろいろ教わりましたが、全ては重力落下を先鋭化させる為にギリギリで身体を使った結果でしかないのです。

特にナイファンチ立ちは如何に重力落下をさせるか、立った状態でどうやったら重力落下している状態にギリギリまで近づけることが出来るかを身体に使命付けた上で立つことにより、現在、無想会で行われている正しいナイファンチ立ちになっていくのでしょう。

ですから、ナイファンチ立ちはトコトン不安定なのです。

重力落下に対して少しでも妥協をしてしまったら、それは安定を得てしまいナイファンチ立ちとして正しくない立ち方になってしまいます。

前述の"師範に大量のダメ出しを受けた"というのは、結局は私が常に重力落下に対して妥協していることを、ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと、指摘しておられたのです。これ以外は何もダメ出ししていないと言っても過言でないと愚考しております。

「だから、俺は7年前からずっと言ってるじゃない!!」という師範の声が聞こえてきそうです。

全ては重力落下です。

即ち、無想会でのナイファンチ立ちの形を始め、全ての身体操作は結果論でしか無いのです。直接・間接的を問わず重力落下を利用できない身体操作は存在しないと言っても過言ではないでしょう。

もし、もっと効率良く重力落下を使う方法があれば形を変えても問題は無いのだと考えています。(勿論、私程度の人間にはそんな方法論は持っていませんが)

 最近、初心者に教える事が増えてきましたので、てなことを思い出してしまいました。


以上、文責は筆者にありますが、間違い勘違いがあっても一切責任を取りません。

 

最後に今一度お知らせ。

中四国稽古会

平成31年1月26日(土)

PM5:00〜PM9:30

場所:東広島市西条町寺家2918

          新宮神社 神楽殿

会員、非会員、空手経験の有無等問いません。どうぞ、ご参加下さい。

稽古会の後には、参加者で新年会も行います。

連絡先は

i_taka_s50_4_7syunpou@yahoo.co.jp

まで、よろしくお願いします。

一人無想会稽古初め

とあるラジオ番組でラジオネームをパーソナリティが付けるという企画をやっていたので、それまで、ラジオに投稿したことがなかったのですが、投稿してみました。

神職やりながら空手の道場やってますと、応募したら「空手神主熊殺し(KKK)」と名付けられました。

 

それはさておき、神社も大分落ち着き、午前中は忙しいものの、夕方は早く閉めれるようになってきたので、本日よりトレーニングを再開しました。

とはいうものの、12/20からまともに動けてない、しかも、毎日の長時間の正座で膝がボロボロです。ということで軽めに調整。

基本練習を重点的に、突きを徐々に作り込んでゆく。

その後、前蹴り。回し蹴りを行い、最後にナイハンチ初段、ナイハンチを数回ずつ。

最後になまった体に軽く筋肉痛を出させるため自重トレーニング。

 

徐々に数週間掛けて通常トレーニングに戻していこうと思います。

あ、その前に中四国稽古会が1/26にありますね。それまでに動きが戻るだろうか?

心配です。

 

明けましておめでとうとごさいます

明けましておめでとうございます。

早速ですが、新年一発目で中四国稽古会のお知らせです!

平成31年1月26日(土)

PM5:00〜PM9:30

場所:東広島市西条町寺家2918

          新宮神社 神楽殿

会員、非会員、空手経験の有無等問いません。どうぞ、ご参加下さい。

稽古会の後には、参加者で新年会も行います。

連絡先は

i_taka_s50_4_7syunpou@yahoo.co.jp

まで、よろしくお願いします。