沖縄空手無想会(東広島)

新垣清最高師範によって再興された沖縄武道空手を広島で追及していく様子です。

ナイハンチこそ王道

朝晩がだいぶ涼しくなり、我が家は米の収穫も終わり、少しほっとしております。

さて、現在、新垣師範のブログから、山を崩さず動くということを稽古の課題にされています。

この山というのは簡単に言うと“姿勢”のことですが、無想会的に厳密に言うと少し異なる部分もあります。しかし、文章を分かり易くするために“姿勢”ということで理解してもらっても良いかと思います。

 

 

私は、数ヶ月に一度の中四国稽古会以外は、ほぼ一人で稽古となります。

勿論、道場には何名か一緒に稽古してくれる人はいますが、同じキャリアを積んだ人間という意味ではいませんので、彼らとはまた別で稽古しなければなりません。

その時気を付けなければならないのは、目で自分を確認してはならない、という事です。

では、どうやって自分を確認するか?

かっこよく言うと、「内なる自分」と会話しなければなりません。

これは仏教で言うところの、自分に“仏性”を見つけることに通じると思います。

その為に最も適している稽古方法とは何か?

それは“ナイハンチ”一択であると考えます。

このナイハンチは、どんな空手の形よりも一人稽古をする上で、もっとも優れています。寧ろナイハンチが出来るようになるまでは、他の形など必要ないのでは無いかと思う今日この頃です。

無想会ではもの凄く実践的で強さに繋がる形を沢山学べます。

しかし、一人稽古をして「内なる自分」と向き合おうとするとどんな形も、ナイハンチほど優れた形は存在しません。少なくとも今の私にはそう感じられるのです。

ナイハンチは「己を見、己を確認し、そして己と戦う」ことをしなければ成立し得ません。

そして、前述したように、そこに仏を見つけるのです。

そう、新垣師範の「仏に会えば仏を殺す」の言葉に繋がってきます。

これが、師範の言葉の解釈として合っているかどうかは、もちろん分かりませんが、私には、それくらいナイハンチが自分の奥の奥まで入ってくる形だと感じられるのです。

空手はナイハンチに始まりナイハンチに終わる。

ナイハンチが出来れば、どんな形だろうとすぐに自分の体を思うように動かせるはずですし、そうでなければ効率が悪すぎます。

どんな稽古よりナイハンチを徹底して稽古する事が上達する一番の早道なんだろうなあ、と日々の稽古でそんな思いが益々強くなってくるのです。

 

以上、文責は筆者にありますが、間違い勘違いがあっても一切責任を取りません。

知らんけど。

 

無想会中四国稽古会のお知らせです。

9/16(日)PM6:00〜

場所:東広島市西条町寺家2918 新宮神社 神楽殿

空手経験の有無、流派は問いませんので、無想会空手に興味がある人は i_taka_s50_4_7syunpou@yahoo.co.jp

まで連絡をして下さい。

 

また、福山稽古会のお知らせです

○10/21(日)沖縄武道空手稽古会

 スタミナや空手経験の有無、流派に関係なく高校生以上の男女参加可能です。

参加費 :¥1,000(会場費、光熱費等)

服装  :運動できる服装か道衣(道衣の場合白帯を持参ください)

時間  :17:30~(休憩を挟みながら2時間弱)

定員  :15名 場所  :ワイズボディ 〒720-2124 広島県福山市神辺町川南1430-8 申込は084-916-1378(ワイズボディ)まで。