沖縄空手無想会(東広島)

新垣清最高師範によって再興された沖縄武道空手を広島で追及していく様子です。

呼吸では遅すぎる

私は今、炎の呼吸をマスターするため日夜全集中の呼吸をおこなっています。

あっ、今我が家で「鬼滅の刃」のブームが沸き起こって(TVでやってるからね)、全23巻の単行本まで買ってしまいました。

ということでちょっと呼吸について書いてみたいと思います。

以前、私が空手をしているという話から、ある人に「やっぱり空手でも呼吸が大事なんでしょう?」と問われました。

私は「いや、うちでは呼吸を吸おうが吐こうが、技が出なければ意味が無いので呼吸は関係ないといわれています。」と答えたのですが、その人は予想した答えと違ったのか、少し腑に落ちない顔をしていました。恐らく「そうです!武道に於いて呼吸は凄く重要です!」という答えを期待していたのでしょう。

後で、私としても、ちゃんと納得してもらえるもう少し良い答え方はなかったかなと考えたのですが、結局この答えに行き着いたのです。

「呼吸を使った技では遅すぎる!」

空手は神速を尊ぶ、と言われています。

呼吸に合わせた技、または技に合わせた呼吸では遅すぎて話になりません。

残念なことですが「全集中の呼吸」では敵の攻撃に間に合わないのです。