沖縄空手無想会(東広島)

新垣清最高師範によって再興された沖縄武道空手を広島で追及していく様子です。

7/26(木)蹴りの変化

毎日暑いです。

3日前のトレーニングで最後の追い込みにと100mダッシュをしました。私、トレーニングの中で一番100mダッシュが好きなのです。走った後の爽快感はたまりません。

とはいうものの毎日35C°を超える暑さ、5本で終わりにしようと思い、走った一本目、右の大腿四頭筋に違和感が…、走れないほどではないので、もう一本走ろうと思ったのですが、酷暑の疲労も溜まっているかもしれないので、ここは大事を取って終了にしました。

 

さて、7/26、本日は、ただ一人の中高生の部所属のMカゲが肉離れで長期療養中なので、その時間を一人稽古に充てています。

「波」の感覚が理解出来てから、身体の動かし方が変わっていってます。

その中で、脚をあげる行為は如実で、歩き方の感覚がどんどん身体の内側に入っているようになってきました(これは個人的感覚なので、人への説明用の言語ではありません)。

この感覚を使って、歩きの延長である「蹴り」の稽古です。

今、歩きの感覚に変化があったように、やはり蹴りにも変化があります。

今から考えると以前の蹴りは、腸腰筋、つまり脚でしか蹴っていませんでした。しかし、これではパチンッという速さがでません。

波の感覚を使うと、重力落下してくる身体に腸腰筋を天地線で激突させ、脚が跳ね上がり、ハムストリングで引き込んだ膝先がもう一度天地線に激突し、前方に飛び出してゆきます。この瞬間に更にガマクをかけると蹴り足に重みが加わります。

こうすると蹴りが弾けるように打てます。ただ、スピードが一気に増すので、怪我には気を付けて下さい。

実はこの時、最初に記した大腿四頭筋の違和感、やはり少し痛めていたようで、右の蹴りを、打った瞬間に痛みが大きくなってしまいました。大したことはないのですが、暫くは右の蹴りは全力では蹴れません。

うーむ、弟子のMカゲに続いて、私も長期療養になるところでした。

まあ、無理してトレーニングを続けなかった事だけは正解でした。

とにかく、突きが「波」であると理解してから、突きだけでなく、全ての動きに変化が生じ、空手の動きというものが、認識を含めて、根本的に全て変わりそうです。

練習次第ではまだまだ早く速く疾くなりそうです。

以上、文責は筆者にありますが、間違い勘違いがあっても一切責任を取りません。

知らんけど。